◎注意事項◎
本アプリを用いた臨床研究にご参加いただく方には、事前にIDとパスワードを別途発行いたします。ただいま臨床研究中です。
■このアプリについて
うつ病は日本人の10~30人に1人が一生に一度はかかることのある非常に頻度の高い疾患です。
うつ病に対しては抗うつ剤が有効ですが、抗うつ剤以外にも認知行動療法という精神療法が有効であることが分かってきました。
また抗うつ剤と認知行動療法を併用することでいずれか単独よりも効果が促進されることも報告されています。
しかし、認知行動療法そのものは標準で1時間×16回の対面治療を必要として、患者さんにも治療者にもたいへん時間のかかる治療法です。
最近この認知行動療法を、最新の情報通信技術を用いてより実行しやすい形にする試みがなされています。
そこで私たちはこの度、スマートフォンを利用した普及型の認知行動療法プログラムを開発しています。
この『伝えるアプリ』は、関連アプリ『こころアプリ』(https://itunes.apple.com/us/app/kokoroapuri/id567669213?mt=8)とセットで、うつ病の患者さんを対象に、スマートフォンによる普及型認知行動療法の実施可能性と有効性を調べるための臨床研究を行うためのアプリです。
本バージョンだけで認知行動療法の治療が行えるわけではありません。
治療者の指示に従ってご利用ください。
■企画監修
京都大学大学院医学研究科 教授
医学博士
古川 壽亮
独立行政法人国立精神・神経医療研究センター
認知行動療法センター
センター長
臨床心理学博士
堀越 勝